こんにちは!皆さんは、普段テレビやネットでバレーボールの試合を観ることはありますか?
コートをダイナミックに舞うスパイク、一瞬の隙も許さない超高速のレシーブ、そして息をのむようなハラハラするラリー。現代のバレーボールは、まさに**「究極のハイスピード頭脳戦スポーツ」**ですよね。
日本でもプロリーグの盛り上がりや国際大会での活躍、さらには大人気マンガ『ハイキュー!!』などの影響もあり、その熱気はとどまるところを知りません。
しかし……!
今でこそ洗練されたスタイリッシュなスポーツであるバレーボールですが、その**「誕生の瞬間」は、ツッコミどころ満載の超グダグダな手作りスポーツだった**ことをご存じでしょうか?
今回は、思わず誰かに話したくなる「バレーボールの爆笑誕生秘話」を徹底的に掘り下げてご紹介します。これを読めば、次にバレーの試合を観るときの目が変わる(そしてちょっとクスッとしてしまう)こと間違いなしです!
1. 考案者はお疲れ気味?「激しすぎるバスケ」からオジサンたちを救うための発明
時は1895年。場所はアメリカ・マサチューセッツ州にあるキリスト教青年会(YMCA)の体育館。
バレーボールの生みの親である体育教師、ウィリアム・G・モーガン先生はある悩みを抱えていました。
当時のアメリカでは、少し前に誕生したばかりの「バスケットボール」が大流行。
しかし、モーガン先生の授業を受ける生徒たち(地元企業の社長やビジネスマンなどの中年男性たち)からは、こんな悲鳴が上がっていたのです。
「モーガン先生……バスケはいくら何でも激しすぎるよ!」
「走り回ってぶつかり合うから、怪我だらけになって仕事に支障が出る!」
そう、バスケットボールは体同士が激しく接触し、コートを縦横無尽に走り回る超ハードなスポーツ。体力が有り余る若者ならまだしも、日頃のデスクワークでお疲れ気味のおじさま達には、いささかスパルタすぎたのです。
そこで優しいモーガン先生は立ち上がりました。
「よし、接触がなくて怪我が少なく、運動量もそこそこで、誰もが気軽に楽しめる室内スポーツを私が作ってやろう!」
この「お疲れビジネスマンの健康増進」という、現代でいうフィットネスクラブのような優しいコンセプトから、新しいスポーツの開発がスタートしたのです。
2. 【嘘でしょ!?】ネットはテニス用、ボールは「自転車のチューブ」!?
「誰もが楽しめる新しい室内スポーツ」のアイデアを練り上げたモーガン先生。
ネットを挟んでボールを打ち合うアイデアは固まりました。しかし、ここで大きな問題が発生します。
「……あ、専用の道具が何もないや」
そう、新しいスポーツなのだから、当然ながら専用のネットもなければボールもありません。
普通ならここで開発を躊躇するところですが、モーガン先生の行動力は斜め上でした。「そこら辺にあるもので代用すればいいじゃない!」という、DIY精神全開のウルトラ手作りゲームが幕を開けます。
テニスのネットを「大人の身長」の高さに張る
まず目をつけたのが、当時普及していたテニスでした。
モーガン先生は体育館にあったテニス用ネットを持ってくると、本来の高さではなく、大人の頭上を少し超える高さ(約1メートル98センチ)にピンと張り直しました。
これでコートを二分する仕切りは完成。次はボールです。これが最大のツッコミどころでした。
まさかの「自転車のタイヤのチューブ」をポコポコ叩く
バスケットボールでは重すぎて、手で叩くとおじさまたちの手首が粉砕されてしまいます。かといって、テニスボールでは小さすぎます。
頭を抱えたモーガン先生が「ちょうどいい軽さの丸いもの……」と体育館の倉庫やガレージを探し回り、引っ張り出してきたのが……
まさかの「自転車のタイヤのインナーチューブ(ゴムチューブ)」でした。
当時の自転車のチューブを取り出し、空気をパンパンに入れて膨らませたモーガン先生は、おじさまたちに向かって言いました。
「さあ、これで準備万端だ! このチューブをみんなでペチペチ叩いて相手コートに返すんだ!」
こうして、現代では世界中の人々を熱狂させているバレーボールの記念すべき第1戦は、「高く張ったテニスネット越しに、おじさんたちが必死に自転車のチューブを叩き合う」という、完全にシュールな絵面で幕を開けたのです。
3. 「風に流され、ポヨンポヨン跳ねる」自転車チューブの限界
手作りで始まった新しいゲーム。しかし、いざ試合を始めてみると、当然ながらさまざまな問題が発生しました。
問題その①:軽すぎて、風ですぐどこかへ飛んでいく
ゴムチューブは非常に軽いため、体育館のちょっとした隙間風や、人が動いたときの空気の流れで、フワフワと予想外の方向へ飛んでいってしまいます。選手たちはボール(チューブ)を追いかけて、結局コート中を激しく走り回る羽目に。
問題その②:ポヨンポヨン跳ねすぎてゲームにならない
チューブはむき出しのゴムなので、弾力性が規格外。ちょっと触るだけで「ビヨーーーン!」と跳ねてしまい、コントロールなんて不可能です。狙った場所とは全く違うところに飛んでいくチューブに、おじさまたちは大混乱。
さすがのモーガン先生も「これはいくら何でも無理があるな……」と察しました。
そこで先生は、有名なスポーツ用品メーカーである「スポルディング社」に駆け込み、「自転車のチューブより重く、バスケットボールより軽い、手で叩いても痛くない皮製のボールを作ってくれ!」と特注で依頼。こうして、現在私たちがよく知る「バレーボール」が誕生したのです。
もしもあの時、モーガン先生が自転車のチューブで妥協し続けていたら、現代のバレーボール選手たちは泥だらけのチューブを必死に追いかけていたかもしれませんね。
4. まとめ:バレーボール観戦が「100倍」面白くなる!
まさか、あの華やかなオリンピック競技が、「疲れたビジネスマンのために、テニスネットと自転車のタイヤで作られた手作りゲーム」だったとは、歴史の面白さを感じずにはいられません。
このように、何気なく見ているスポーツも「歴史」や「ルール誕生の裏側」を知るだけで、面白さが一気に倍増します。
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